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【おすすめ本】「儲かる会社をつくるには赤字決算にしなさい」

オススメ
ねこ太
ねこ太

経営に関するおすすめの本ってある?

井上さんの「赤字決算にしなさい」っていう本がおすすめだよ。

ねこでぶ
ねこでぶ

おすすめの書籍を紹介していきたいと思います。

その第一弾!

私はこの本を差し置いて1番に紹介する本はありません。

色々な意味で自分の人生を180°変えてくれた本です。

さっそくその内容を紹介していきたいと思います。

どんな本?

著者

この本の著者は「ICOコンサルティング」というコンサルティング会社の会長である

井上 和弘 氏です。

井上さんはこれまでに数多くの会社の経営指導を行ってきました。

赤字企業や衰退産業でも儲かる経営に変えてきた実績があります。

そこでついた異名が「企業再建の名外科医」です。

メインテーマ

井上さんがこの本で1番伝えたいことは、

会社にお金を残す考え方です。

一般的には会社にお金を残すためには、売上を上げようとか費用を抑えようと考えると思います。

しかし、井上さんは言います。

それで会社にお金は貯まりましたか?

毎年、利益を出しているのにお金は貯まっていますか?

この本には、会社にお金を残すために違う視点があるということが書かれています。

その極論として主張しているのが、この本のタイトルにもある

赤字決算にすると会社にお金が残るということです。

どういうこと?

会社にお金が残らないのは「借金」と「税金」のせい

会社にお金が残らないのは、売上が少ないからでも経費が多いからでもありません。

会社にお金が残らないのは「借金」と「税金」のせいです。

必要のない借入でブクブクと資金太りしていませんか?

多額の借入は返済額や支払利息による毎月、毎年のキャッシュアウトを大きくします。

言われるがままに税金を払っていませんか?

何の策も打たなければ、多額の税金によるキャッシュアウトが大きくなります。

「借金」と「税金」この2つが会社の資金流出の大きな原因です。

銀行員と税理士の言うとおりにしていたら、会社はつぶれます。

「借金」と「税金」のキャッシュアウトは減らさなければなりません。

ですから、

銀行員と税理士の言うとおりにしていたら、会社はつぶれます

銀行はお金を貸して金利で儲けます。

なので、相手の会社の借金が増えるようなことは言っても減るようなことは言いません。

御社のためにと色々な話をしますが、結局はお金を貸したいのです。

金利を貰いたいのです。

税理士はどうでしょうか?

税理士は経営者の良き相談パートナーでもあると思います。

しかしながら、税理士の主な仕事は正しく税金の計算をすることにあります。

それとは別にコンサルティング契約でもしていない限り、税金を抑えて会社にお金を残す方法を教えてくれることはありません。

さらに言うと、経営のことを熟知して会社のためになる本当のアドバイスができる税理士は少ないでしょう。

銀行員と税理士の言うことを杓子定規にそのまま聞いていたら、会社にお金が残ることはありません。

売上よりも利益、利益よりもキャッシュ

この本の中には、財務を中心とした経営に関する考え方や方法が散りばめられています。

経営者の目線で、本当に経営者のためになることが書かれています。

井上さんがその中でも一貫して伝えているのが、

「売上よりも利益、利益よりもキャッシュ」ということです。

売上よりも利益を重要視すべきである

さらに利益よりもキャッシュを重要視すべきである

キャッシュの流出は最小限にとどめよ

攻めよりも守りを疎かにするな

このような考えを伝えています。

まとめ

私がこの本のタイトルを初めて見た時、なぜか妙に引っかかるものがありました。

その当時は自分の会社の経営に関わりだした頃で、経営とはどういうものかと模索していた時でもありました。

会社は売上を上げるために頑張っていこうというのが一般的な考えだと思います。

これはちょっとした「売上至上主義」だと思いますが、私はその考え方に疑問を持っていました。

経営というのは本当に売上だけなのか?

もっと見なければいけない部分があるのではないか?

そのように思っていました。

その時に出会ったのがこの本でした。

この本のおかげで会社や経営のことはもちろん、その他の考え方まで変えるきっかけとなりました。

1冊の本との出会いが人生を変えるとは、このことかと思いました。

皆さんもぜひ読んでみて下さい。

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